大島紬の買取価格は着物の状態で決まる?
大島紬の着物の買取価格 大島紬という着物の買取価格は、状態に左右される一面はあります。 結論から申し上げれば、大島紬の着物の買い取り価格を高くしたいと望むなら、できるだけ綺麗な状態にするのが望ましいです。そうでないと、買取価格が下がる可能性があります。 状態というと、具体的にはどのようなケースが考えられるかというと、まず大島紬に対する汚れの有無です。大島紬を何回か着用しますと、当然汚れなどが付着する事は大いに考えられます。泥などの汚れが付いてしまえば、やはり買取価格は下落しがちです。 チェックポイントは使用感 というのも着物を買い取るお店としては、使用感を重視するからです。一般的に買取り店は、新品に近い品物を高く評価する傾向があります。上記のような汚れが付着していると、いかにも中古の着物のように感じられるのです。それでは大島紬の売却価格も、下落してしまいます。そのため少しでも高めな額で売却したいと望むなら、普段から汚れなどに注意する必要があります。 また色落ちなども、価格には関わってくるのです。ある程度使い込んだ大島紬などは、やはり色落ちをする事も多いです。いわゆる日焼けなどによって、多少色が黄ばんでしまう事もあります。それでは使い込んだ雰囲気が感じられるので、やはり買取価格も下落する傾向があります。逆に特に色落ちが生じていない着物なら、それなりの価格になる事も多いです。 それと、虫食いなども注意を要します。大島紬をクローゼットなどに収納していると、知らず知らずの内に虫食いが生じてしまう事もあるのです。それも買取価格を下げる要素の1つになります。そのため着物の価格を下げたくないなら、虫食いなどが生じないよう配慮する必要があります。 このような汚れや色落ちや虫食いなどが、いわゆる「状態」です。状態が悪ければ買取価格も下がりますので、できるだけそれを良好にするよう心がけるのが良いでしょう。 厳かに出来ない経年劣化 どうすれば状態が良好になるかというと、経年劣化と大きな関係があります。一般的には、その和装の状態は10年が1つの目安になります。購入してから10年ほど経過した衣類の場合は、上記のような様々な状態悪化が生じる事も多いです。 もちろん衣類によって、その年数にも違いがあります。早ければ7年くらいで、状態悪化が生じる事もあるのです。 結局は衣類の買取価格の高さを望むなら、できるだけ早めに売却するのが望ましいでしょう。長らく放置すれば着物の状態も悪くなりますので、早めに査定を受ける事が推奨されます。 |
◆有名作家もの、伝統工芸で、証紙(ラベル)のあるお品物
特に重要なのが「証紙の有無」です。これにより着物買取の査定額が大きく変わります。
証紙とは、着物の品質と産地を証明するものです。このような証紙がある場合、買取が高額になります。また産地ごとの染めの基準を満たした物には、「染め証紙」が貼られます。
■証紙(登録商標)
鹿児島産 本場大島紬 経緯絣 手織りだとわかります。
鹿児島産に関しては、「旗印」シールは添付されていますが、
その横に手織りのものには「伝統工芸証紙」が、機械織りのものには「金色(黄色っぽい)シールが貼付されています。
◆正絹で新品、未使用のもの
シミや色落ち、汚れがあっても買取できますが、保存状態の良し悪しは重要です。
新品や、仕付けが付いた未着用のものなど、着用回数は少ないほど良いです。
着物を長い間箪笥にしまったままにしますと、綺麗に見えても裏地が褐色になっていたり、金銀彩、箔が変色したりします。今、お持ちのお着物の状態や価値が知りたい方もお気軽にお問合せください。
◆丈が長いもの、仕立て直しができるサイズ
広い年齢層が着られる色仕立て直しができるサイズ(身丈:160cm以上、裄丈:65cm以上)が高いお値段がつけやすいです。
他にも、幅広い年齢層が着られる色・絵柄などの要素も価格の変動に影響しますので、売る前にチェックしてみてください。なんでも買い取れるわけじゃありませんが、買い取れるお着物・和装小物はどこよりも高く買い取らせていただきます。
「汚れている」、「保証書がない」などの理由で買取を諦めてしまう方が多くいらっしゃいます。
熟練の専門家が査定をさせていただくので、諦める前に一度ご相談ください!