着物の買取価格を高くする方法 本場大島紬編
日本三大紬の一つ、本場大島紬 1300年の歴史を持ち、世界三大織物にまで数えられています。 現在も着物の中でも高い人気があります。 そんな大島紬、あなたのタンスに眠っていませんか? もう着なくなってそのままタンスに眠らせておくのは勿体無いです! 世界に誇る人気の大島紬、オドロキの買取価格が付くかもしれませんよ。 そこで今回は、本場大島紬を高く売る方法をご紹介します! 基本的な高く売るポイント ・着物は専門店に売ろう! せっかくの大島紬。これをリサイクルショップなどに持って行ってはいけません。 価値をわかってもらえず、買取価格数百円程度で買われてしまうことも多いです。 着物を売る際は、着物を専門にする着物買い取りのお店に持って行きましょう。 *証紙、保証書を添えよう! 証紙や保証書は、どこでその着物が作られたか、どうやって織ったかを示しています。 いわばその着物の価値や品質、ブランドを証明する大切な紙。 ブランドである大島紬を売る時は証紙はほぼ必須になるでしょう。 こういった証紙があればより買取価格をより高くすることが出来ますよ。 *シワのないように畳んで保管しよう! せっかくの大島紬もシワがついてしまえば買取価格も下がってしまいます。 保管の際はシワやヨレのないようにしましょう。 *日焼けや汚れに気をつけよう! 着物は単に保管するだけでなく、最低年に1回は虫干しすることが必要です。 年に1度は虫干しをしましょう! また、保管の時に付いてしまいがちな防虫剤のにおい。これも買取価格にマイナスになってしまいます。 せっかくの大島紬!保管には注意しましょうね。 売却時期も考慮して *「次の季節に合う着物」を売ろう! 夏用の大島紬の着物は秋に持ち込んではいけません! 夏用の着物は次の夏まで売れないので高く買い取ってもらえません。 買取価格を上げるなら、夏の着物は需要が高まる春頃に売るのが良いでしょう。 *季節に合う柄を売ろう! 大島紬は種類によって柄などが違ってくる着物です。 そのため、その柄が最も合う季節に売ることがオススメです。 涼し気な色の着物は早春から初夏、暖色系は秋~冬に売ると良いでしょう。 買取価格を上げるには、「柄」を時期に合わせることが大事です。 *季節に合う「仕立て」の着物を売ろう! 着物にはいくつかの種類があります。 「袷」(あわせ)という透けない生地に裏地をつけて仕立てた着物、秋口から春にかけて着る着物です。 「単衣」(ひとえ)は透けない生地に裏地を付けずに仕立てた着物は季節の変わり目である梅雨や晩夏に。 「盛夏」(せいか)は、透ける生地に裏地をつけないで仕立てた涼し気な着物で、真夏に着るものです。 大島紬もこういった種類があり、売る前に種類をよく確認することが大事です。 売るならその着物に合った時期、もしくはその時期の少し前に売ると買取価格も上がりますよ。 いかがでしたか?大島紬は今も人気のある着物。 ちょっとした注意で買取価格を大きく上げることも可能です。 タンスに大島紬が眠っている方は、是非参考になさってくださいね。 |
◆有名作家もの、伝統工芸で、証紙(ラベル)のあるお品物
特に重要なのが「証紙の有無」です。これにより着物買取の査定額が大きく変わります。
証紙とは、着物の品質と産地を証明するものです。このような証紙がある場合、買取が高額になります。また産地ごとの染めの基準を満たした物には、「染め証紙」が貼られます。
■証紙(登録商標)
鹿児島産 本場大島紬 経緯絣 手織りだとわかります。
鹿児島産に関しては、「旗印」シールは添付されていますが、
その横に手織りのものには「伝統工芸証紙」が、機械織りのものには「金色(黄色っぽい)シールが貼付されています。
◆正絹で新品、未使用のもの
シミや色落ち、汚れがあっても買取できますが、保存状態の良し悪しは重要です。
新品や、仕付けが付いた未着用のものなど、着用回数は少ないほど良いです。
着物を長い間箪笥にしまったままにしますと、綺麗に見えても裏地が褐色になっていたり、金銀彩、箔が変色したりします。今、お持ちのお着物の状態や価値が知りたい方もお気軽にお問合せください。
◆丈が長いもの、仕立て直しができるサイズ
広い年齢層が着られる色仕立て直しができるサイズ(身丈:160cm以上、裄丈:65cm以上)が高いお値段がつけやすいです。
他にも、幅広い年齢層が着られる色・絵柄などの要素も価格の変動に影響しますので、売る前にチェックしてみてください。なんでも買い取れるわけじゃありませんが、買い取れるお着物・和装小物はどこよりも高く買い取らせていただきます。
「汚れている」、「保証書がない」などの理由で買取を諦めてしまう方が多くいらっしゃいます。
熟練の専門家が査定をさせていただくので、諦める前に一度ご相談ください!