着物の買取相場が高い産地作品⑥西陣織
日本を代表する西陣織 今、着物が改めて見直されています。 夏になると着る機会も多い人もいるはずですが、着物の魅力はとてもシンプルな見た目とはことなり、とても機能性が高くさらに見た目にもとても綺麗な物です。 とくに、西陣織は日本を代表する着物だと言えます。海外からも注目されている西陣織は、女性であれば一度は着てみたいと考えている人も多いのではないでしょうか。 着物を代表する西陣織は、簡単に作ることができません。時間と労力がとても必要であり、反対に言えば時間と労力がなければ西陣織は作ることができません。 また、複雑なデザインであっても西陣織であれば可能であり、現代では今の時代に合った西陣織を作る専門店も多くあります。 西陣織の特徴 西陣織の最大の魅力と言えば綺麗な絵柄です。西陣織の柄を織るとくには、経縦糸を必要なだけ杼で取って緯糸を入れますので、まるで糸で絵を描くように織るようなイメージになります。つまり、どのような複雑な絵柄でも時間と労力をかければ作ることができ、また事前に描かれた図がなくても織り手の考え次第で好きに絵柄を織り込むことができるという大きな魅力があることが特徴です。 日本の着物はこれだけ多くの労力をかけていますので、とても高価になることが多く、とくに西陣織については簡単に購入することができない価格で販売されています。 着物を購入する場合は、できるだけ良い物を選ぶようにし、長く使用できる物を時間をかけて選ぶことが重要なポイントとなるでしょう。 そして頻繁に購入できない物であるからこそ、着物にダメージがあったときには直して使い、次の世代に引き継ぐという着方が日本人らしい着物の考えだと言えるでしょう。 西陣織の買取相場 西陣織は買取相場が高いことでも知られています。これほど手間がかかっている着物ですから、買取相場も驚くほど高いことが魅力です。西陣織の産地でもある京都では買取相場も高く、また中古品であっても高い価格で取引がされていることが特徴です。 日本には西陣織だけではなく博多織や結城紬、そして芭蕉布や佐波理綴など多くの着物があります。どの織物も、その産地でとても人気がありますが、着物をよく着る機会の多い京都はやはり買取相場が良いと言えます。 買取相場をしっかり確認して、使用しなくなった西陣織を査定してもらってください。買取相場によっては驚くほどの価格になることが多く、また買取相場が低いと感じたときには他の専門店に査定依頼を行うことも良いでしょう。 |
◆有名作家もの、伝統工芸で、証紙(ラベル)のあるお品物
特に重要なのが「証紙の有無」です。これにより着物買取の査定額が大きく変わります。
証紙とは、着物の品質と産地を証明するものです。このような証紙がある場合、買取が高額になります。また産地ごとの染めの基準を満たした物には、「染め証紙」が貼られます。
■証紙(登録商標)
鹿児島産 本場大島紬 経緯絣 手織りだとわかります。
鹿児島産に関しては、「旗印」シールは添付されていますが、
その横に手織りのものには「伝統工芸証紙」が、機械織りのものには「金色(黄色っぽい)シールが貼付されています。
◆正絹で新品、未使用のもの
シミや色落ち、汚れがあっても買取できますが、保存状態の良し悪しは重要です。
新品や、仕付けが付いた未着用のものなど、着用回数は少ないほど良いです。
着物を長い間箪笥にしまったままにしますと、綺麗に見えても裏地が褐色になっていたり、金銀彩、箔が変色したりします。今、お持ちのお着物の状態や価値が知りたい方もお気軽にお問合せください。
◆丈が長いもの、仕立て直しができるサイズ
広い年齢層が着られる色仕立て直しができるサイズ(身丈:160cm以上、裄丈:65cm以上)が高いお値段がつけやすいです。
他にも、幅広い年齢層が着られる色・絵柄などの要素も価格の変動に影響しますので、売る前にチェックしてみてください。なんでも買い取れるわけじゃありませんが、買い取れるお着物・和装小物はどこよりも高く買い取らせていただきます。
「汚れている」、「保証書がない」などの理由で買取を諦めてしまう方が多くいらっしゃいます。
熟練の専門家が査定をさせていただくので、諦める前に一度ご相談ください!