買取価格が高い着物①大島紬
他の着物とは一味違う大島紬 着物のデザインも多々ありますが、買取価格が高い着物といえば大島紬です。 どちらかといえば着物は「和」なデザインが多いかと思いますが、大島紬に関してはエッジが効いたデザインで、少々独創的です。もちろん「和」を忘れている訳ではなく、和とモダンが上手く融合しているデザインとなっているため、先鋭的なデザインを楽しめるのです。結果、人気も高まっており、中古市場でのニーズも高いので買取価格も高くなっています。 着物といえば落ち着いたデザインですが、落ち着いている着物も悪くはないものの、もう少し冒険してみたいと思っている人にとって、大島紬はまさに理想そのものと言っても良い程のデザイン。そのため、高い人気を集めるデザインとなっているのです。買取価格もとても高いのですが、大島紬であれば何でも高いという訳ではありません。 買取価格は保存状態で決まる 大島紬のみならず、着物全般に言えるのですが、どのように保管していたのかによって状態が大きく異なります。着物はとても繊細です。湿気に弱いので、時には風干しもしなければなりません。良い状態の大島紬であれば、買取価格もとても高くなるのですが、少し傷んでしまっていると、それだけで買取価格が下がります。 着物の難しい所は、例えば車のように傷んでいる部分を取り換えるという事がとても難しい点にあります。擦り切れた、虫に食われた…。良くある話ではありますが、その部分だけ上手く取り換える事は基本的には難しいのです。結果、買取価格が下がってしまいますので、大島紬だけではなく、着物は基本的に保管が大切だと知っておいた方が良いでしょう。 売却する店によっても買取価格は左右します どこで買取ってもらうかによって買取価格は大きく異なります。リサイクルショップのような着物の価値をあまり分かっていないような所で買取ってもらっても買取価格はそこまでではないでしょう。 ですが着物の価値を分かっている所で買取ってもらえば、大島紬であれば大歓迎されますし、買取価格も相応なものを提示してもらえるでしょう。そもそもリサイクルショップでは大島紬だと認識出来ないかもしれません。着物の価値が分かっている業者であれば大島紬だとすぐに理解してくれます。 このように、着物の買取価格にこだわるのであれば大島紬であれば大島紬だとすぐに着物の違いを理解してくれるような専門業者にこそ依頼すべきです。大島紬のような価値のある着物を、着物の価値が分からない所に出しても買取価格は結局は「中古の着物」程度のものにしかなりませんが、分かっている所であれば大島紬相応なものになりますよ。 |
◆有名作家もの、伝統工芸で、証紙(ラベル)のあるお品物
特に重要なのが「証紙の有無」です。これにより着物買取の査定額が大きく変わります。
証紙とは、着物の品質と産地を証明するものです。このような証紙がある場合、買取が高額になります。また産地ごとの染めの基準を満たした物には、「染め証紙」が貼られます。
■証紙(登録商標)
鹿児島産 本場大島紬 経緯絣 手織りだとわかります。
鹿児島産に関しては、「旗印」シールは添付されていますが、
その横に手織りのものには「伝統工芸証紙」が、機械織りのものには「金色(黄色っぽい)シールが貼付されています。
◆正絹で新品、未使用のもの
シミや色落ち、汚れがあっても買取できますが、保存状態の良し悪しは重要です。
新品や、仕付けが付いた未着用のものなど、着用回数は少ないほど良いです。
着物を長い間箪笥にしまったままにしますと、綺麗に見えても裏地が褐色になっていたり、金銀彩、箔が変色したりします。今、お持ちのお着物の状態や価値が知りたい方もお気軽にお問合せください。
◆丈が長いもの、仕立て直しができるサイズ
広い年齢層が着られる色仕立て直しができるサイズ(身丈:160cm以上、裄丈:65cm以上)が高いお値段がつけやすいです。
他にも、幅広い年齢層が着られる色・絵柄などの要素も価格の変動に影響しますので、売る前にチェックしてみてください。なんでも買い取れるわけじゃありませんが、買い取れるお着物・和装小物はどこよりも高く買い取らせていただきます。
「汚れている」、「保証書がない」などの理由で買取を諦めてしまう方が多くいらっしゃいます。
熟練の専門家が査定をさせていただくので、諦める前に一度ご相談ください!